アフリカ医療研究会とは?

 

本会の設立経緯

 アフリカ医療研究会は一昨年2011年、本会立ち上げメンバーのアフリカの医療状況に対する強い想い、そして大学教員とOB医師達の未来の医療の担い手に託す気持ちから誕生した。

  近年グローバル化が叫ばれ、医療の分野もグローバルな広い視点を持つ医療従事者が必要とされている。また、欧米の先進国に限らず、アフリカはその経済的、資源的な背景からも日本がこれから関係を築いていく上で重要な地域であることは明白である。そしてアフリカでは、世界的に見てもHIV/AIDSやマラリア等の感染症の流行地域であり、乳幼児死亡率も高く、栄養不良の現状もある。また、多くのメディアが取り上げているように、医療従事者の量・質ともに十分に確保できておらず、医療制度や設備も満足であるとは言えない。

 実際に現地へ足を運び、そこで本当に問題となっている事は何か、実際に私たちに出来る事は何かを考え実践する事は、本当の意味での国際的な視野を持つ医療従事者への第一歩であると考えている。

 慶應義塾大学医学部は古くから医療・健康に関係する様々な分野で先端的な活躍をしてきた。本会の活動は、アフリカに対し援助を行い続けることではなく、将来的にアフリカの医療・保健状況が改善され、自立するように促すために働きかけることであり、これは福澤先生の『独立自尊』の精神にも沿っているものだと考えている。本会はこのような気概を受け継ぎ、活動していく。

 現在、数ある医療系学生団体の中でもアフリカを活動の場としている団体は少なく、慶應義塾大学医学部・看護医療学部内でも初の試みとなった。また、本会は医療・健康を多角的に捉えるために、本年度より看護医療学部のメンバーを加えて渡航している。そして、医療系学生団体として現地の見学のみならず、特定の地域に密着した具体的な活動を、現地の人々と共に長期的に継続していくことを目標としている。

 

 

理念
■ 団体理念
『Think Globally,Act Locally』
グローバルな視点で医療を包括的に考えながら、現場の視点で地域に密着した活動を行っていきます。


■行動指針
1.『共育』
関わる全ての人と共に成長する。
2.『現場主義』
現地に基づいた実践と学びを大切にする。
3.『継続性』
固有の関係を築くために、地域に根付いた活動を継続する。
4.『多角的』
多様な分野と融合し、医療を多角的に捉える。
医療は時代の変化と共に多様化していきます。そのような医療へのニーズに対応しながら、
変わらない医療の本質を追究するためにこのような視点を持って行動していきます。