2020年度の活動報告書が完成しました!
渡航はできていませんが、オンラインだからこそ、現地とのつながりもより強固にできたと感じています。
完全オンラインでの今年の活動を是非ご覧ください。
渡航は断念したものの、Past, Present, Futureの3軸でオンラインの活動を発展させ、中でもコンゴ民主共和国、ザンビアの2チームに分かれ、活動を行った。
【 PPF 】
Past:
これまでの活動を振り返り、マニュアルを作成したり渡航メンバーから発表したり、と渡航の経験で得たノウハウをまとめあげました。
Present:
今まで築いてきた会のパートナーとの繋がりをオンラインでも継続し、そのやりとりからヒントを得て、今アフリカ医療研究会にできることを模索しました。
Future:
健康手帳を作り、風景構成法の学習、ニャンジャ語指差し手帳作り、手洗いソング作りなど、来年度以降渡航できるようになった時に、その活動の質を高めるための準備を行いました。
ザンビア・コンゴの2グループに分かれての活動をしつつも、PHS・健診・WSの3グループに分かれ、縦割りだけでなく横割りのグループとしても活動を進めた。これまで継続して渡航時に健康診断をすることで、子供の成長を記録してきた。またWSを通して、手洗いの重要性や日々気を付けることを周知してきた。オンラインでは、学会発表準備やパートナーシップの構築を分担して取り組んだ。
【 3チーム体制の活動 】
PHS:渡航時は家庭訪問やアンケート、水質の調査、物価調査等を行ってきました。オンラインでは、現地のスタッフさんの協力のもと、孤児院の子どもたちに下痢アンケートを実施し、手洗いワークショップの効果測定を行いました。
健診:コンゴ民主共和国では健康診断の概念がありません。毎年渡航時に現地で健康診断を主催して、健康への意識を高めてもらうよう活動しています。健康診断の結果から統計的なデータをとり、健康診断のほかWSなど他の活動にもフィードバックをしています。オンライン活動では子供の心の健康にも視野を広げて活動していく試みです。
WS: 渡航時は手洗い・歯磨きなどの保健教育ワークショップを現地の子どもたちを対象に開催し、自らの健康を守る大切さを啓発しました。2020年度からは手作りの動画を通して健康指導を行い、感染予防対策・応急処置など新しい分野にも挑戦中。現地からのフィードバックをもとにより良い活動を目指していきたいと考えています。
2018年度からエボラ出血熱、COVID-19の感染拡大により渡航が叶っていないが、COVID-19予防ガイドライン Acadex版を作成するなど、オンラインでも実施可能な活動を行っている。
【COVID-19感染予防指針の作成】
コンゴ民主共和国のAcadex小学校を対象に、COVID-19の感染予防指針を作成しました。手洗いの仕方、マスクの着脱方法、教室内でのソーシャルディスタンス確保など、有効かつ実現可能な対策についてポスター形式でまとめた。(左記画像参照)
「私とアフリカ」企画
自分にとってアフリカとはどのような場所なのか、どのような存在なのか、それぞれの思いをシェアできた良い企画だった。